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●TOPICS / 陰の立役者・替芯の秘話 ●COLUMN / 沖縄では2B芯が売れる!? |
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きっと誰でも1本は持っているシャープペンシル。ショップには、スタイリッシュなデザインや人間工学に基づいたデザインなど、数え切れないほど商品が出回っています。
そのシャープペンシルを支えているのが替芯。文具店のシャープペンシルの横にひっそりと並ぶ替芯。でも、そんな陰の存在ながらそこには多くのエピソードが隠されているのです。
今回は、そんな陰の立役者・替芯にスポットを当てていきましょう。
1915年、日本でシャープペンシルが誕生しました。当時のシャープペンシルはカチカチとペンの頭を押す現在のノック式とは異なり、ペンの軸をグルッと回す繰り出し式しかなく、芯の太さも1.5mmや1mmという太いものばかりでした。また、芯の素材も鉛筆と同じように色を出すための黒鉛(炭素成分)に、粉末状の黒鉛を替芯の形に固めるための粘土と水を混ぜ合わせていました。そのため、書き味も悪いものばかりでした。
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そんな状況の中で、ぺんてる開発部が黙っているわけがありません。 1950年代後半、そんな冬のある日。開発に煮詰まった研究員たちが唯一ホッとできる昼休み。ストーブを囲んでお弁当を食べていた時のこと……。 一粒のごはん粒からヒントを得た研究員たちは、粘土の代わりにストーブで焦げたごはん粒と同じように炭化する樹脂(バインダー)を配合。樹脂は加熱することで黒い炭化物に変化するため文字の濃度を増すことができました。さらに、軟らかい粘土を排したことでより強度もUP。 樹脂の採用で強度が増したほかにももうひとつ画期的な進歩がありました。それは、替芯を油で揚げる!?ことです。 余談ですが、ハイポリマーアインにおいてこの油は替芯としては初めて高級化粧品で使用されているなめらか成分配合の油を採用しています。 |
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一般的にHB芯が普通の濃さとして使用されていますが、沖縄ではもっと濃度の高い2B芯が主流なのを知っていますか? それは、芯と紙の摩擦と湿度が大きく関係しています。たとえば、硬い紙に文字を書くと、芯がよく磨耗して文字は黒く濃くなります。逆に軟らかい紙では摩擦が弱いため文字は薄くなります。湿度が高いと紙が湿気を吸収して軟らかくなり、硬い芯が紙面で削れず文字が薄くなってしまうのです。逆に、湿度が低く乾燥した紙面は硬くなり、替芯との摩擦量が高くなることで芯がよく削れて文字も濃く書けるのです。 だから、湿度の高い沖縄では、2B芯がちょうどHBと同じくらいの濃さで書けるというわけ。 |
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