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事務所や会議室などで使われるホワイトボードと「ホワイトボードマーカー」。一般の家庭でもミニサイズのホワイトボードにお母さんからのメッセージやスケジュールを書いたりと使われています。ホワイトボードと「ホワイトボードマーカー」が発売されたばかりの頃は、チョークの粉が飛ばないというメリットから、衛生面や健康面を考慮する食品・医療関係で多く使われ始めました。やがて何度も消せて、使い勝手がよく、経済的なホワイトボードと「ホワイトボードマーカー」は、オフィスから家庭へと広く普及していきました。 |
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一般的な油性ペンの原材料は4つ。1つは、アルコールなどの溶剤。2つは、顔料や染料などの着色剤。3つは、バインダー(つなぎ)としての樹脂。そして、最後の4つ目は、接着剤のように筆跡がツルツルした筆記面でもはがれないようにする定着剤が入っています。油性ペンが消えないのは、この定着剤が入っているからインクが落ちないのです。一方、ぺんてるの「ホワイトボードマーカー」には、定着剤は入っていません。その代わりに、ハクリ剤という物質が入っています。このハクリ剤に「ホワイトボードマーカー」の消える秘密が隠されているのです。 そのメカニズムは…。ぺんてるの「ホワイトボードマーカー」で筆記した場合、顔料、樹脂、アルコール、ハクリ剤の全ての物質が混ざった状態でボードにのります(図1)。やがて10秒ほどするとインクの中のアルコールだけが揮発します(図2)。次に、顔料と樹脂が結合して膜を作り、ボード面から離れて浮いた状態になり、極々薄いフィルム状になって文字を形作ります。すると、ハクリ剤だけがボード面に残ることになります(図3)。おおまかには、残されたハクリ剤の層の上にインクの層が浮いて、二層に分離している状態を想像してみると分かりやすいかもしれませんね。このハクリ剤は、ボードから簡単に剥れる特性があるため、布などで拭くことでハクリ剤がボードから剥れ、その上に乗っていたインクも一緒に取り除くことで文字を消去します(図4)。ただし、このハクリ剤の効果が表れるのは、ホワイトボードなどインクをはじくつるつるした面に限ります。紙や布などインクを吸収する面では、インクが繊維に染み込んでしまうため、消すことができなくなってしまいます。 |
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うっかりホワイトボードに普通の油性ペンで書いてしまったことはありませんか? アルコール系のインキであれば、きれいに消せる裏技があるのです。 |
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