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なすびーサークルは、ぺんてる茨城工場のペン5課に所属。 ボールペンのペン先であるチップの加工担当と、新入社員の塙ら工程内検査担当の4名で構成されています。
チップを送り出すホース内のエアー圧の調整、ホース内径の変更などを模索した結果、チップの変形を防止できることが判明しました。 「月間不良損金削減240,000円/月を達成!」 こうして新入社員・塙さんに一社員としての自覚が芽生え、なすびーサークルは次々に送り出されてくる新製品の工程による不良品の改善を、開発部と協力しながら進め、チップの不良数を大幅に減らすことに成功したのです。
なすびーサークルの活動が全社に報告され、部署同士の問題発生時にも早期に解決できる社内の流れも確立することができました。
今回の舞台となったペン5課では、量産の初期段階などで不良品が出た場合、開発部の指示を待って対応をとることが多かったのですが、検査担当とチップ加工担当とで発足した"なすびーサークル"は、自ら原因追及に乗り出しました。現場での観点から独自の発想と仮説のもと、効率よく、より確かな品質のペン先を作り上げることに成功。そこに至るまで、メンバーは電子顕微鏡の使い方を覚え、不良チップを分析し、工場での加工方法や機械の構造を学び、開発部との意見の衝突などを繰り返しながら、長い道のりを経てこうして結果を出すことができたのです。 QCサークルの活動は、改善活動だけでは終わりません。せっかく成果のあがった改善活動であれば発表して水平展開できるようにしましょうというのがQCサークルの考え方です。その発表の場がQCサークル大会なのです。QCサークル大会では、発表の仕方も評価の対象となります。聞く人を引き込む台本や分かりやすいスライド画像の作成など、メンバーは何度も台本を練り直し、まさに作品を作り上げていくのです。発表のための資料集めや数十枚に及ぶスライドの作成など、根気とやる気なくしてはできない活動です。
以前にもこのコーナーで紹介しましたが、油性ボールペンはボールが筆記時に紙の抵抗を受けながら回転することで、インクタンクのインクを引き出して紙に文字を書いていく構造で、このボールの回転スピードは時速200kmで走る乗用車のタイヤ回転数以上とも言われます! 今回はそれをささえる金属部分の話です。 そこで電子顕微鏡を使い、徹底的にミクロの世界にこだわり試作を重ねた結果、なめらかな書き味を得ることができました。 |
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