ぬいぐるみのような白くてふかふかした姿で動物園でも人気のホッキョクグマ。その生息域である北極圏の氷が地球温暖化によるとみられる影響で年々減少しています。このまま温暖化が進むと2050年には1900年代の80%になるとの予想もあり、ホッキョクグマの個体数はどんどん減少するおそれがあります。本教材は、子どもたちも良く知っているホッキョクグマに焦点をあてることで、温暖化の深刻さをより身近にとらえさせ、それを防ぐ方法を考え、実践していくという構成を特長としています。
| ● |
地球温暖化のしくみや原因について理解し、温暖化がホッキョクグマや北極地方に住む人々に与えている影響について説明することができる。 |
| ● |
ホッキョクグマや北極地方に住む人々、地球温暖化について、適切な資料を選んで調べ、そこから分かったこと、考えたこと、感じたことを手紙に分かりやすく表現することができる。 |
| ● |
地球温暖化と自分たちの生活との関係や、それを防ぐ方法を考え、日常生活の中で温暖化防止に向けた実践をすることができる。 |
 |
それぞれの子どもに配付し、学習する際のテキストとしてあるいは資料として活用できるようになっています。フルカラーで、写真や図などのビジュアル資料を中心に構成されています。
授業のねらい、教材観と指導観、指導計画とともに、各時間のねらいや展開及び補充資料、さらに授業の参考となるウェブサイト一覧で構成されており、付録として授業で活用できるホツキョクグマの実物大の足型も掲載しています。
私たちは、他の弱い動物のことを考えながら、人問の生き方を考えていかなければならない。「環境の事実・現象」をよく見つめ、自分は環境にどうかかわるのがよいか、正しい判断力を身につけていくことが大切である。
佐島群巳 東京学芸大学名誉教授・帝京短期大学客員教授
環境教育は、何よりも子どもたちの興味をひく対象を取り上げながら結果として環境教育になっているというのが理想であろう。その意味で動物は格好の素材だ。「ホッキョクグマが困っている」という問いかけが、地球温暖化が決して「他人事ではない」という思いを引きおこすだろう。
中川志郎 茨城県自然博物館名誉館長・元上野動物園園長 |
|