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正しい運筆を学ぶため“みず筆”を使った授業が小学校1年生でスタート!? 小学校学習指導要領の改訂により ~本格筆ペンのぺんてるから、小学校低学年向け書写専用のみず筆を発売~

2020年4月より、改訂された小学校の学習指導要領が実施されます。今までの学習指導要領の内容に対して、新指導要領では、「点画(※1)の書き方や文字の形に注意しながら、筆順に従って丁寧に書くこと。」という一文が加えられ、水書用筆を使用した運筆(※2)指導が推奨されております。そこで必要になるのが、『書写用みず筆』です。

(※1)点画:文字を構成する「横画、縦画、左払い、右払い、折れ、曲がり、そり、点」などのこと。
(※2)運筆:書き始めから書き終わり(トメ、ハネ、ハライ)までの筆の運び方のこと。

小学館の子育てウェブメディアHugKumの協力により、小学1・2年生の児童を持つ保護者を対象にアンケートを実施しました。その結果、2020年から小学1・2年生の「書写」の授業で『みず筆学習』が取り入れられることを「知らない」と答えた方は全体の94%に上りました。

書写の授業はどう変わるの?

新指導要領では、新たに「運筆」能力の向上に繋げる指導として、毛筆が注目されています。しかしながら、低学年の児童には毛筆の扱いが難しいため、服や机を汚さず簡単に毛筆体験ができる書写用みず筆が適しています。

また、HugKumの調査の結果、児童の字の書き方に関する悩みについては、1位は「鉛筆の持ち方がおかしい」となり、正しい鉛筆の持ち方を教えるのに苦労している保護者のご意見が多く寄せられました。次いで2位は「書き順が間違っている」、3位は「字が汚い」でした。

運筆を学ぶメリット

児童の字の書き方に関する悩みに対し、みず筆を使うことでトメ・ハネ・ハライを体感で覚え、硬筆でもしっかり書けるようになります。さらに、一般的に毛筆の授業は、3年生から始まりますが、1年生からみず筆を使用することで、3年生から始まる毛筆を使用する書写へ円滑に移行することができます。

こうした背景を踏まえ、ぺんてるでは、筆ペンの技術を搭載した、低学年の児童でも安心して使うことができる『書写用みず筆』を開発し、3月より出荷開始しました。
乾くと書いた文字が消える、専用の水書用紙とみず筆を合わせて使うことで、繰り返し何度も学習することが可能になります。失敗を恐れず、紙を無駄にせずに、児童がのびのびと楽しく文字書きの練習ができます。

01穂先の特長

1.初心者にも使いやすいコシのある穂形状仕上げ

小学校低学年の児童が使うことを意識し、絵画用より短い穂先にしました。毛筆ですが柔らかすぎず、しっかりトメ・ハネ・ハライを表現することができます。

2.水含みが良く、かすれにくい

ぺんてる筆にも使われているナイロン繊維(*)を書写用みず筆にも搭載しています。かすれることなく、しっかりした字を書くことができます。

*ナイロン繊維:水分を含むとやわらかくなる性質があり、適度な弾性・耐摩耗性・屈曲復元性に優れているという特長を持つ。

3.摩耗しにくく丈夫

何度も繰り返して練習ができるよう、毛先が割れることなく、字を書き続けることができます。

4.筆運びを見ながら書ける、色つきの穂先

水書用紙に字を書く時に、自分で書いている文字を確認できるように、穂先の色を茶色にしています。

02商品特長

1.ガイドシールで、持ち位置が一目でわかる

保護者の悩みでもある、鉛筆の持ち方に着目し、正しい持ち方で筆記できるガイドシールをつけました。握り位置に、指位置シールがあることで、意識的に正しい持ち方ができるようになります。

2.なまえシールつき

水に強い「なまえシール」が3枚ついています。
児童の学年が上がるごとに貼り替え可能です。

3.書写用みず筆と水書用紙のセット品も同時発売

書写用みず筆と水書用紙3枚(ひらがな練習・マス目・無地)のセット品を同時発売します。水書用紙はB5サイズの教科書に挟んでも、はみ出ることなく、持ち運びができます。

「書写用みず筆」の詳細はこちら

03販売仕様

※JANコードは最初に 4902506 を付けてください。

04お問合せ先

ぺんてる株式会社 お客様相談室 (フリーダイヤル)0120-12-8133