シャープペン

orenz (オレンズ) の正しい使用方法

1.書き始める前に必ず 「芯の出し戻し操作」を行って下さい

手順1

オレンズを使って書き始める前に、必ずペン先から芯が出るまでノックしてください。

手順2

ノック部を押し込んだ状態で、ペン先を紙面等に軽く押し当て、芯をパイプ内に戻してください。

手順3

ペン先を紙面等から離して、ノックを戻してください。

【ご注意事項】
この操作は、芯がペン先にしっかり装填できているかを確認する上で重要です。
芯を新しく入れ替えた際や短くなった芯を除去して新たに使用する際も必ずこの「芯の出し戻し操作」を行ってから筆記を開始してください。

2.書いている途中で、パイプが引っ込んできたら?

オレンズは、パイプをスライドさせながら筆記するシャープペンシルです。書き続けていると、徐々にパイプが内部へ引っ込んでいきます。パイプが引っ込んで書きづらいと感じ始めたら、1回だけノックを行ってください。芯が装填され、書きやすくなります。

【ご注意事項】
ノックしても筆記するとパイプが引っ込んでしまう場合は、芯が短くなっていきます。
このまま使い続けると「芯づまり」の要因になりますので、ノックした状態でペン先から芯を取り出してください。
(取り出し方は「3.残芯(短くなった残り芯)を取り出すには?」をご参照ください。)

3.「残芯(短くなった残り芯)」を取り出すには?

芯が短くなると、筆記中にパイプが引っ込むようになります。これは芯が短くなってきている状態です。このまま使い続けると「芯づまり」の要因になりますので、ノックした状態でペン先から芯を取り出してください。

【ご注意事項】
数回のノックで短くなった芯を取り除けない場合は「芯づまり除去法」をご参照し、取り除いてください。
ノックし続けますとスライダーの中で折れた芯が詰まり、芯つまりを除去できなくなる場合がございますので、ご注意願います。

4.オレンズの正しい保管・携帯方法

ノック部を押し込んだ状態で、ペン先を紙面等に押し当て、ペン先のパイプを内部にゆっくり戻してください。パイプが内部に収納されます。

【ご注意事項】
必ずパイプを内部に収納して保管・携帯してください。けが及び物的損害のおそれがあります。
またペン先が「下向き」の場合、「残芯(短くなった残り芯)」状態ですと、パイプは収納されませんので、ご注意ください。

5.芯づまりを起こしてしまったら?

芯づまりについては別ページの「芯づまり除去方法」をご参照ください。
【ご注意事項】残り芯が短くなった際の処置にご留意ください。

「芯を出さないで筆記する」構造について

オレンズのペン先は、芯が折れる事の保護と芯の摩耗を防ぐための構造になっています。
一般的なシャープペンシルは、ノックを1~2回行い、適度に芯を出した状態(0.5の場合は1mm程度、0.3の場合は0.5mm程度)で筆記を行います。一方、0.2のシャープペンシルを「適度に芯を出した状態」で筆記すると、細さが故に芯が折れやすく、芯の摩耗も早く、結果として芯の消費スピードを早めることに繋がります。
オレンズの「芯を出さないで筆記する」という構造は、芯が折れる事を保護する役目と、摩耗による芯の減りでの筆記を出来るだけ長く保つ役目を担っています。結果として、0.2等の細い芯でも折れないことを実現している構造なのです。

オレンズは、パイプをスライドさせながら筆記しています。
芯の保護と摩耗を防ぐために、芯は常にパイプに包まれた状態になります。パイプが芯の消費に合わせて上にスライド(ペン先にパイプが引っ込む)しているので、書いている時でも紙面とパイプとの引っ掛かりは感じず、一般的なシャープペンシルと同じような筆記感を得ることができます。

パイプが芯を常にサポートしている状態ですので、不思議なほど芯が折れません。パイプの先端は紙面に引っ掛からないようになめらかになっています。筆記で芯が減るのと一緒に、パイプがスライドして短くなります。

芯が中で折れて残ってしまう「残芯」状態とは?

芯は「チャック」と呼ばれるパーツがつかみ、ノックすることによってペン先に充填を行っています。このチャックに芯がつかまれていないと、筆記中急にパイプが引っ込むようになります。これはペン先内部で芯が折れてしまっていることが考えられ、「残芯(短くなった残り芯)」によって芯の充填を邪魔している状態が考えられます。このまま筆記を続けますと、「残芯」構造内部に悪影響を与え、結果として芯づまりの要因になりますので、必ず「残芯」を取り除いてからご使用ください。

芯の補充は?

芯タンクの中に補充する芯の本数は、2~3本が適当です。

関連するよくあるご質問

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芯タンクの中に補充する芯の本数は、2~3本が適当です。

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orenz(オレンズ) のご使用上の注意事項

クリーナーピンは芯づまり除去以外には使わないでください。けがのおそれがあります。 先端がとがっているのでご注意してください。 消しゴム、クリーナーピンなどの部品は口に入れないでください。のどにつまるおそれがあります。 幼児の手の届かないところにおいてください。 芯づまり解消のためにペン先を分解する際は、細かい部品の紛失にご注意ください。

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