シャープペン

シャープペンシルの芯は同じ太さなのに、なぜ「B」や「HB」などの違いがあるのか?そして濃さの違いは?

シャープペンシルの芯にはHBやBといった芯の濃さによる種類があります。芯の濃さについては、芯の硬さも関係してくるので、筆圧や好みに応じて選ぶのが適当です。
従来の木軸鉛筆の粘土芯の場合は、芯の硬度を決めるのは黒鉛と粘土の配合割合で決まっています。(黒鉛の割合が多いほど柔らかく、粘土の割合が多いほど硬いです。)
それに対して、樹脂芯の場合は、芯の硬度により黒鉛の割合は粘土芯ほど大きくは変わりません。一般的に硬度の表示方法としてH(HARD)とB(BLACK)で表示され、「H」の数が多くなるほど硬くて薄く、「B」の数が増えるほど柔らかく濃度が濃いことを示してます。ですから、HとBの中間の芯は「HARD&BLACK」の頭文字をとって、「HB」となっています。「F」はFIRMの略で「しっかりした」という意味です。また、芯の太さと長さはJISで決められています。

※詳しくは、「日本筆記具工業会のお役立ち情報のシャープ編」をご参照ください。

関連するよくあるご質問

シャープペン

替芯の成分、主な原料が知りたいです。

芯の主成分は、以下の通りとなります。 黒鉛:約75~80% 炭化物(樹脂):約10~15% 油:約10~15% ※替芯の あれやこれやは、「日本筆記具工業会のお役立ち情報のシャープ編」をご参照ください。

ボールペン

油性ボールペンで蟻(あり)を囲むとその円から出られないという実験をしています。インキ特性、インキ素材が知りたい。

蟻(あり)についての実験検証についてはご自身でお試しいただければと思います。 弊社の一般的な油性ボールペンのインキ成分は「油性染料」になります。ただ、弊社製品には「ビクーニャシリーズ」がございます。「ビクーニャシリーズ」については、インキ成分が「油性染料+顔料」になります。

ボールペン

ボールペンインキの上に入っている透明のゼリーみたいなものは何ですか。

ボールペン替芯(リフィル)の後端部分に入っている透明な部分は「グリス」になります。 インキが洩れないようにしたり、乾燥しないような役割があります。 充填されている「グリス」の素材については企業秘密となります。