関東

2016年12月

東京都大田区立東六郷小学校

大田区立東六郷小学校は、昭和36年に鉄筋3階建ての校舎が建てられ、2016年に創立55周年を迎えました。児童や先生方だけでなく、地域の方々の学校に寄せる思いは厚く、新校舎へのお引越し前に、お世話になった旧校舎に対して、「1人1つ、花を咲かせよう」をテーマに感謝の想いを表しました。

01校舎の思い出ギャラリー

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02先生インタビュー

東京都大田区立東六郷小学校(左から)岡野校長先生、内藤先生

「校舎の思い出プロジェクト」を行うことになったきっかけについてお聞かせください。

岡野校長先生本校の図工教員が情報を得て、校長がその趣旨に賛同したことがきっかけです。

「校舎の思い出プロジェクト」のサポートプログラムはいかがでしたか?

岡野校長先生子どもたちもこのプロジェクトの取り組みを楽しんでいました。最後に色々と形にしてくださったのも嬉しかったです。

内藤先生一眼レフカメラに絵の具など、とても良いものを使わせてくださって、とてもありがたかったです。そのようなものを自由に使う経験ができたのは、児童にとっても大きな経験だったと思います。

特に印象に残っているエピソードなどあれば教えてください。

内藤先生児童たちが楽しんでいたのはもちろんですが、教員や地域の方々など、この学校に関わった色々な方々も本当に楽しそうにしていたのが、とても印象的でした。良い見送りができたと思います。

壁画のテーマはどのようにして決められたのですか?

岡野校長先生図工教員が子どもの実態に照らし合わせて、適当な事柄をテーマにしました。

内藤先生当時の6年生がありがとうという言葉を学級のテーマにしていたこともあり、最後に校舎を見送るには、良いのではないかということで決めさせていただきました。

学校の壁という本来描いてはいけない場所に、初めて子どもたちが描いていくときはどのような反応でしたか?

岡野校長先生「えっ!!本当に良いのっ??」という感じを受けた。ただ、とても楽しそうに描いていました。

内藤先生やはり楽しそうの一言でした。笑顔が素敵でした。

子どもたちが撮影した写真や、撮影している様子をご覧になっていかがでしたか?

岡野校長先生事前にご指導いただいたこともあり、なかなか上手に撮れていました。

内藤先生友達同士を撮る時などは、自分たち教師が撮るよりも、自然な表情が多かったように感じました。

保護者や卒業生、地域住民の皆さんの反応はいかがでしたか?

岡野校長先生卒業生が大変嬉しそうでした。第一回の卒業生もご参加くださいました。

今後、「校舎の思い出プロジェクト」を多くの小学校にて展開をしていきたいと考えております。 このプロジェクトに今後期待することや、メッセージがございましたらお聞かせください。

岡野校長先生意外と「知られていない」というのが多いかもしれません。もっと色々なところで知る機会が増えると様々な学校で素敵な思い出が増えていくのでは、と思います。

内藤先生児童だけでなく、自分自身がとても勉強になった、貴重な時間でした。本当にありがとうございました。