みんなの声まとめました

文具沼への入り口!? みんなの手元にある「スマッシュ」が見てみたい!

文具沼への入り口!? みんなの手元にある「スマッシュ」が見てみたい!

01世代を超えて愛される。輝かしいデビューと廃番の危機を乗り越えた1本

発売は1987年と、ロングセラーを誇るシャープペン「スマッシュ」。

名前は聞いたことがなくとも、持ち手に小さな四角いボツボツとしたグリップのある特徴的なデザインを見れば、「あぁ、アレね!学校で使っていた人がいたわ!」と思い出す人も多いかもしれません。

画像:@mely373_46mga さん

製図用シャープペン「グラフ1000」の基本性能を備えた一般向け製品として誕生した背景もあり、

  • 一体化されたペン先とグリップ
  • ラバー付きの金属グリップ
  • プロ用4mmパイプを使用
  • 芯硬度表示窓を搭載
  • 特徴的なデザインの大型ラバーノック

と、「プロっぽい道具を使っているぞ!」という当時の学生たちの優越感を刺激したスマッシュ。さらには「1本1,000円」とシャープペンとしては高級品の部類に入ることから、みんなの憧れの1本でもあったのです。

画像2点:@nattonevermind さん

 

そんなこんなで「見た目・書き味・ブランド力」ともに最高のシャープペンだったスマッシュですが、当時の学生たちも大人へと成長。

パソコンの普及とともに手書きのシーンも減り……といった理由からか、徐々に売り上げも右肩下がりに。廃番の危機を迎えていたところ、SNSやAmazonでの口コミを通じて2013年にまさかの再ブレイク!!!人気YouTuberのチャンネルでも取り上げられ、さらに火がつきました。ファンのみなさんがいたからこそ今がある、まさにファンに支えられてきたシャープペンなのです。

画像2点:@stationery.pleco さん

 

発売当時は、ちょっとイケてるシャープペンを使っているクラスメートがいて、そこから一気に人気に火がついたはず。そして現代、そのクラスメート的な役割を果たしているのが、SNSなどに投稿をしてくれているファンのみなさんなのです。

そこで学生時代の「ちょっと、そのシャープペン見せてよ」といった気持ちの延長で、SNSで声を掛けてみたところ、ちょっと見る……なんてレベルではないシャープペンの沼にファンのみなさんは生息しておりました。

02「中1」から脈々と続く「コレクション沼」を一挙ご紹介!

好きなモノをコレクションしたくなるというのは、人間の本能なのかもしれません。

「同じモノばかり集めてどうするの⁉︎」と言われがちですが、コレクターにとっては買った場所やそのときの気持ちも含めての代物。一つひとつに思い入れがあるのです。

しかもコレクション沼にハマっている「しばふ@ohatamayu」さんと「大一@DAICHI_DEAR」さんのTwitterを覗いてみると、両者ともに初購入は中学1年生という共通点が!!!シャープペンデビューを果たす中学生の心をガシッと掴んで離さない魅力がスマッシュにはあるのでしょう。

飾って眺めるのか、はたまた気分に合わせて使うのか。コレクターたちの使い道も気になるところです!

投稿:@ohatamayu さん

画像2点:@ohatamayu さん

投稿:@DAICHI_DEAR さん

画像:@DAICHI_DEAR さん

03ロゴが剥がれてからが本番!?「シャープペン育成沼」の魅力!

タフで壊れにくいスマッシュは、経年美が味わえるのもポイント。ガシガシ書けるスマッシュが四半世紀を経た今もなお愛される所以は、ここにも潜んでいるのでしょう。

画像3点:@pentel_pepe さん

 

3層塗りを施しているマットな質感の金属グリップですが、使い続けるほどにツヤが増して“自分だけの1本”になるところも沼にハマるポイント。

毎日使っているという「くろねこ2【文房具/勉強垢】@dafi_second」さんも、せっせとスマッシュを育てているひとり。ツヤッツヤのスマッシュ使いを発見したら、その人の愛用度合いは一目瞭然!ツヤが出たボディはどことなく大人っぽい雰囲気に。買った当初とはまた違った趣になることで、ますます愛着が湧くようです。

投稿:@dafi_second さん

画像2点:@dafi_second さん

04自ら拡散してくれるファンも続出!?「アンバサダー沼」へようこそ!

スゴいモノに出会ったら、その良さを多くの人に知ってもらいたい!

かつて友人たちに拡散しまくったという「わたつ@watatsu_bungu」さんや、Twitterを通してスマッシュの良さを熱く発信してくれている「picpic🐷✨@picpic779」さんもその一人です。

2013年にはAmazon売り上げNo.1に輝いたスマッシュですが、それもひとえに、このようなファンのみなさんによる地道な拡散活動があってこそ!それぞれスマッシュとどのような出会いを果たしファンになったのか。その背景も気になるところです。

投稿:@watatsu_bungu さん

画像2点:@watatsu_bungu さん

投稿2点:@picpic779 さん

 

「愛用」と一口に言っても、その愛し方は千差万別。35年以上も現役のロングセラー製品だからこそ、世代を超えてさまざまな愛の形ができあがってきたのだと、今回のお声を見て感じました。コレクションするもよし、1本を大切に愛でるもよし、はたまた拡散して仲間を増やすなんてこともよし!みなさんだけの「沼」を今後も見つけてみてくださいね。

 

※本記事でご紹介のSNS投稿や画像は、投稿者ご本人の許可をいただいた上で掲載をしております。